新宮の家

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蔵を連想させる家

漆喰とそとん壁

「田舎の伝統的な入母屋の外観は避けてほしい」とご依頼をいただきましたので、シンプルな四角の間取りにスッキリとした切妻屋根で蔵を連想させる外観としました。上部の白い本漆喰塗りの下部は土塗り壁に見える凹凸感の強いそとん壁を用いることで蔵感を強調しています。

都会的なリビングルーム

外観は「田舎の景色に馴染む外観で」その一方で「田舎を感じさせない都会的なインテリア」とのご要望でした、調湿・消臭機能をもつエコカラットを壁のアクセントとし、ビニルクロスではなく月桃紙を用いることで自然素材を活かしています。。

勾配天井にロフトがついた主寝室

切妻の屋根がインテリアからも見て取れる勾配天井としました。米松の梁に杉板張り天井としています。ウォークインクロゼットの上部は多目的に利用できるロフト空間としています

ストライプの美しい無垢カウンターのトイレ

トイレに取り付けられたカウンターは無垢の一枚板を用いました。美しいストライプのゼブラウッドを探しましたがカウンターに使えるサイズを見つかりませんでした。そこで市内の輸入木材店に出向いてイメージ通りの「シマダモ」の名の木材を発見してきました。それをカウンターに加工してもらい円柱状のスッキリとしたデザインの手洗い器を置きました。無垢の木のカウンターに少しでも水をこぼす機会を減らそうと、壁付けで手洗い器の真上で開閉できる手洗い水栓を採用しました。

建物概要

工事種別	増築
構造・規模	木造在来工法・２階建て
建築面積	62.3 ㎡
延床面積	121.5 ㎡　（約37坪）
建築場所	兵庫県たつの市
設計期間	6か月
工事期間	6か月
施工会社	アイ建築工房株式会社

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