セミオープンスタイルのキッチン
公開日:2012.06.18
キッチンとダイニングをカウンターや腰壁、家具などで区切ったスタイルです。クローズドとオープンの良い所を合わせ持つキッチンです。対面式キッチンがこのスタイルです。最近のLDKにこの対面式キッチンが多く採用されており、現在主流のスタイルです。
メリット
- 雑多になりがちなキッチン廻りをダイニング・リビングから”ある程度”隠すことができる
- 家族の顔が見えるので調理中もコミュニケーションがはかれる
- ダイニングとの動線が短く家事(調理-食事-片づけ)が行いやすい
デメリット
- 煙や臭気、音がダイニングやリビングなどに広がってしまう
シンク周りをダイニング・リビングから隠せるのが大きなメリットです。ただ、仕切りの立上りが低いとほとんど隠れないので注意が必要です。また、仕切り上部に吊戸棚を設置する場合は、あまりに吊戸棚の下端が低いと腰をかがめないと顔が合わせられないことになってしまいます。カウンターの高さと吊戸棚の大きさなど間仕切り方については、実際の空間のボリュームなどから効果や圧迫感など綿密に検討する必要があります。