1. ホーム
  2. すまいを考える
  3. キッチンの種類と選び方

キッチンの種類と選び方

システムキッチンの写真

台所・食堂・居間と別々の部屋だったのが、全て一部屋になったLDKが一般的になりました。調理をするキッチン、食事をするダイニング、くつろぐリビングがそれぞれの空間の主な機能です。

キッチンが住まいの中で大きなウェイトを占めるようになり、バリエーションが豊かになっています。様々なキッチンのメリットとデメリットを知れば、自分のライフスタイルに合うキッチンがうまく選択できます。

キッチン空間のスタイル

キッチン空間が、独立しているのか?ダイニングと空間的につながっているのであれば、どういう風につながっているのか?で次の3タイプに分けられます。

キッチン・ダイニング・リビングが一体になっているほど、調理-食事-くつろぐという行為が途切れずにスムースに行えます。その反面、異なる機能を同じ空間で行うことになり、音や臭い、部屋の雰囲気などで不都合を生じることがあります。

調理・食事・くつろぎの行為のスムースさを優先して空間を一体化させたいのか?それともそれぞれの独立性を高めて調理・食事・くつろぎの質や雰囲気を向上させたいのか?がポイントです。

キッチン機器のタイプ

料理は、食材を取り出し、シンクで洗い、調理スペースで切り、コンロで加熱調理したのち、作業スペースで配膳をし、完成した料理をテーブルに運びます。テキパキと料理をこなすには、上の作業の流れがうまく進むようにキッチンをレイアウトしておかねばなりません。

上で紹介した調理作業で、キッチン機器が担当するのが、シンク・調理台・コンロ・配膳台の機能です。これらの機能の位置関係から、キッチンには様々なバリエーションがあります。どのキッチンも作業の流れを重視するのは基本ですが、それぞれに特徴があります。

このキッチンと、食材の主な保管庫である冷蔵庫、配膳に必要な食器を保管する水屋・食器棚、コンロ以外の調理器具を置く家電収納、そして食事を行うテーブルの位置関係も家事の流れに沿った短い動線になるようにレイアウトすることが使いやすいキッチンの秘訣です。

作業の流れを考えると、冷蔵庫とキッチンのシンクが近いと便利です。また配膳スペースと食器棚が近いほうが便利です。

住まいを考える